obsidian-blu "I'm here. I'm glad you are there."

🗞️ 紀行集 | Desire Paths, Untethered Roves

日常・旅・思索の断章。週次更新。

20 essays 週次更新

春の光の粒子について 三月の午後、窓から差す光が床に落ちるとき、それがただの物理現象だとは思えない。 ▸ 続きを読む

三月の午後、窓から差す光が床に落ちるとき、それがただの物理現象だとは思えない。 ほこりが舞い上がり、光の柱の中でゆっくりと回転する。その一粒一粒が、 どこかから来て、どこかへ行くのだと思うと、自分もまたそのひとつに過ぎないと感じる。

窓を開けると風が入ってきて、光の粒子たちが一瞬乱れる。 秩序と混沌の境目は、こんなにも薄い膜一枚だったのか。

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コーヒーと沈黙の間にあるもの 朝のコーヒーを淹れる間、何も考えないことを意識的に選ぶようになってから、 一年が経つ。 ▸ 続きを読む

朝のコーヒーを淹れる間、何も考えないことを意識的に選ぶようになってから、 一年が経つ。スマートフォンを置き、音楽も流さず、ただ湯が沸く音と 豆が挽かれる音だけを聞く。

それは瞑想ではないし、習慣でもない。強いて言えば、一日の中に 「意味のない時間」を意図的に作る試みだ。

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夜行バスの乗客たち 消灯後の車内には、それぞれの眠れない理由を抱えた人たちがいる。 ▸ 続きを読む

消灯後の車内には、それぞれの眠れない理由を抱えた人たちがいる。 隣の席の老人は窓の外をずっと見ていた。何が見えているのだろう、 漆黒の車窓には自分の顔しか映っていないはずなのに。

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